木製ツイスト式ボールペン バックアイバール ガラスコート仕上げ

最近購入したツイスト式のペンキットで作ってみました。使用した材はホースチェスナットです。ホースチェスナットとはアメリカ産のセイヨウトチの事で、別名バックアイバール。木の実が雄の鹿の目に似ているのでそう呼ばれているみたいです。性質は日本の栃の木に似ているようですが、本来の堅さより柔らかく朽木状に変わっているので、強度アップと、傷つき防止のためガラスコート処理を4回行い強度を上げています。

また、この材も腐朽菌か着色菌か分かりませんが、天然色素でブルーグレイに着色されていますが、そこにブラウンのラインとオレンジの瘤塊、マーブルウッドにも似た木目と非常に複雑な色が加わってなんともいえない模様になっています。画像だと緑かかって見えていますが実際にはそんなり緑ではないです。

先に販売した物と同じ材から作りましたがこちらの方が瘤塊が多く、インパクトが強いです。惜しい事にクリップ側が一部歪みがあるのでちょっとお安くしました。

ペン全長は約132mm 　重さは約45g 金具はペン先と合わせたプラチナシルバー、標準芯は1.0㎜の油性芯を装着しておりますが、オプションで三菱鉛筆のジェットストリーム0.38㎜0.5㎜　0.7㎜　1.0㎜ 黒の芯に変更も可能です。

芯の出し方は木地部分を時計回りに回して頂くと出し入れ出来ます。

交換の際は画像7の様に木地と本体を外して、ペンメカ内部の芯を外して交換します。この時に木地にペンメカを入れたまま芯を交換すると噛み合わせが悪くなり芯を出せなくなる事があるとの事です。実際に何回かやってみましたが、やはりはいりずらくなる時があったので、きちんと木地を外してから交換したほうが無難かと思われました。最悪木地にペンメカが残ったまま取れなくなります。


2021年04 /01作製
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