最近購入したニレ科エノキ属の広葉樹のハックベリーのスポルテッド材です。バクテリア等の影響による自然の着色で複雑な模様に変化しております。非常に美しい材ですが、着色材の悲しい特性で材が朽木化しています。一番右端の材は同じハックベリーのスポルテッド材ですが、他と比べると違いは一目瞭然です。一枚目は、通常、2枚目は水で湿らせた水引になります。また、画像最後のペンは以前作製した材の物ですが、今回の材は白の地肌がもうちょっとクリーム色がかるかと思います。
性質は日本のエノキの木に似ているようですが、本来の淡い黄色の肌に焦茶灰~灰黒色に変わっており迷彩色になっています。経年変化はまだ確認していないのでどう変わるのかは全く未知数です。在庫はあと6本分ありますが、ほとんど出回っていないので、次回入荷は未定です。また今回の材は厚みが薄く13〜15㎜程度しかない為太いペンは作製できません。